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『The Tempest』 ネタバレ感想文(長々文)

『The Tempest』

大好きなの。
愛している と言って良い。

さ~て 心の整理をつけてまいります。
ネタバレ感想文は いつも長文。(笑)


有名な戯曲です。シェイクスピアの『The Tempest』
西田シェイクスピアはですね シェイクスピアが登場します。
『Tempest』を執筆している時の物語。
シェイクスピア自身の ロマンス入りです。

シェイクスピア@雅和さん は プロスペローで
マーロー@加藤さんは アントーニオで
アン@中村真知子さんはですね 私の中でミランダなんです。

殿が不在なのに 殿がいる。
Tempestは そんな印象なのです。

雅和さん 本当に素敵で。
「アントーニオ!」
突然変わるところ ゾクゾクしました。
この人 何考えてるのか 分かんないなって。

今回 マーロー@加藤さん 今までで一番好きかも。
白虎も捨てがたいですが いや マーローさんですね。

マーロー VS シェイクスピア の愛劇なんですけど
お互いが愛おしく 憎い存在なんでしょう。
「すべてを奪ってやりたい」って すごいよね。

マーローは 落胆したアンを見て 
気づいたんじゃないかって思うのです。
自分に思いを寄せてることを。
シェイクスピアにとって アンはすべて。
でね 全部奪ってやれるって 思ったんじゃないかと
ともこさんは睨んでいます。(笑)

アンは 純愛をマーローに捧げながら 
シェイクスピアを愛している。
心の中で 誰を想うのも 分かんないんだけど
アンを愛しているシェイクスピアには 分かっちゃうんだね~。
本に忍ばせた 恋文が純粋な愛が シェイクスピアを狂わせる。

真知子さんの表情一つ一つが すごく気になりました。
いっぱいの想いが 詰まっている表情。
どうして あんなに苦しそうなのか 最後の最後に分かります。
告げていない想いに苦しんでいたんだね。
真知子さん ブラボー!

「あんたは 負けない!」の台詞に 涙でした。
彼の努力を間近で見ている彼女にしか 言えない台詞。

ミランダと言う役 あるんですよ。劇中にも出てくる。
なのに リーフレットにはないの。
ワーズワース@千代さんが ミランダちゃんな訳ですが
ワーズワースは エーリアルであり シーリーズでもある。
シーリーズ@良子さんが ミランダ化して 物語を盗んでるの。
「最後の台詞を盗みに来たのさ!」
と 言いつつ 台詞を 物語を もらっちゃった訳です。

とにかく 千代さんは かわいい。heart02
なんて ラブリーなミランダちゃんなんだ。
巻き巻きカールがかわいいくて かちょさんじゃないですが
「だってかわいいですもん」って言いますよ。
あの歯の浮くような台詞 「俺なら言えるぜ!」って 私も思った。(笑)

プロスペローの長台詞 そう そう 退屈だよね~。
超かわいいのです。
投げキッスとか。寝ちゃってたりとか もう最高でした!

「ミランダは しあわせにしてよね。」
シェイクスピアに 導くようなヒントを出していく。

「私も この手に 心を込めて」
って お花に変わるところが 好きなんです。

シーリーズ@良子ちゃんはね~ 超かわいい。
なんだろ あのかわいさは。
超ラブリー!heart04

「シェイクスピアの最後の台詞を盗みに来た」 妖精さんです。
彼の最後の台詞を楽しみにしていると言う彼女。

あんな良子さんを見たのは初めてかも。
シーリーズ 難しい役所ですよね。
妖精さんは みんな見たことがなくて。
私は 超見てみたいんだけど。
彼女みたいな妖精さんには 会ってみたい。
殿のそばに いてくれるといいな~と思う シーリーズ。

私の超大好きなシーンはですね 一幕終わり。
真知子さん 千代さん 良子さんの 
エーリアルの恋の詩のシーン。
すごいもの 見た!
見たかったのが見られた!
って 感じなんです。

劇中劇として『The Tempest』が 上演されます。

水夫長@洋二郎くんがね~ 超かっこいいの。
もうこりゃ ホレまずぜ。みたいに かっこいいの。
でね 「ここまで」の声がかかって ロープを集めながら
ペコペコしている所も かわいいのです。
一介の新人俳優とは思えませんね。(笑)

船長@村瀬くん
彼は 若いのに 落ち着いた役がよく似合います。
船長は 熱いんだけど 冷静な感じ。

フーガ@佐久間さん
忠実な顧問官ゴンザーローなんです。
劇中劇の佐久間さんが大好きです。
特に「丘で死にたい」のくだりが 大好き。
「ミランダちゃ~んheart01」も好きだけど。(笑)

フローレス@須間さん
ずっと怒ってるんですけど。(笑)
私ね 須間さんが 笑いを入れない芝居をしているの
初めて観たかもしれません。
アンへのご挨拶は より意地悪な方が好き。
最高の褒め言葉を残して 去っていく背中も好きです。

今回の大ヒットな台詞
スロウスキ@杉山さんの「プロスペローup
劇場出てからも ついつい言ってしまう この台詞。(笑)
あんなに良い観客なのに 
最後はマーローを殺っちゃうために 動いちゃうんです。
イメージシーンで なぜ 彼だけが ギャラをあんなにもらえるのか?
って思ってたんですが 謎がトークショーで明らかに。
実在したマーローは酒を飲んだ帰りに 襲われてるそうなんです。
これがね 計画的だとしたら・・・なくだりなんですけど。

ファルトリコ@八巻さんは興行主で お金儲けを考えてるの。
シェイクスピアも マーローも お金儲けをする材料なんだろな。
マーローに頼まれた刺客が どこで登場だ?
って 思ってたんですが マーローの一言で 鞍替えです。(笑)
そんなことに注意してみていたら こんなところで指示出してるよ!!
でした。

ネクサス@塚本さん
ネスサスって名前だったんだ!(笑)
かわいそうに 台詞を言わせてもらえない キャリバンです。(笑)
でも あれ大好きです。
全部で「24個しか台詞がない」と言う。
数えている塚本さんにも びっくりです。(笑)
最後に アントーニオ役がもらえて良かった。

マーキュリー@岩崎くん
劇中劇で ファーディナンド役です。
私の岩崎君の最初のイメージは“さわやか王子”なんです。
今から 考えられませんが。(笑)
久々に王子な岩崎くんを見たのです。
最終的には シェイクスピアの計画に荷担した一人だったので
「あ やっぱり そうか」だったんだけども。(笑)

劇中劇で忘れられない存在が二人います。

私はただのプロスペロー@児島さん
まず あの長い台詞を すごいな~と。
インパクトは めちゃめちゃありまして。
「あ~寝てる~」が たまらなく好きです。
アドリブに弱いところが好き。
芝居以外は「いいえ」しか言わないシャイな方。

彼も妖精?
私の中では シェイクスピアなんだと思ってるんだけども。
一幕おしまいの 扉からアンとシェイクスピアを見ているのは 3人。
ワーズワースとシーリーズとプロスペロー。
作り込んできている風貌と イメ-ジ通りな芝居。
彼は ミランダと同じく シェイクスピアが欲しかった 
芝居を創る人なんだと思うのです。
やっぱり妖精か~。

もう一人はですね。
妖精エーリアル@諒太くん
諒太くんのかわいいさ爆裂でした。(笑)
衣装替えがね ちょっと その足は出さない方が良くない?
ってのは ありましたが。(笑)
エーリアルの魔法で 料理が一瞬で消えるってのが食べるって・・・
面白すぎ。(笑)
その後 みんなからの総攻撃が かわいそうでした。
途中で疲れてくるところが 好きなんです。
台詞言い終わって 「終わった」みたいな所。
愛されるキャラなんですよ 諒太くんて。
エーリアルそのものだよね。
トークショーでは 殿に「きたない」を連発されて。
「メイクもムカツク」とか。(笑)
どう考えても 愛してますね。
諒太くんは 殿に愛されてるので ジェラシーなんですけどっ。


本編は シェイクスピアによる復讐計画が進行しています。
マーローの好みに合わせた女性を 偶然を装い会わせる。
マーローは ヘレーネ@えりかちゃんに 恋をする。
えりかちゃんは お嬢様がとても似合うんだけど 
私は悪い女も似合うと思う。
今回は 復讐計画の大事な一手でもある。
マーキュリーの嫁だったとは 驚きました。

マーローが恋をしている事を語るその傍らに アンがいて。
心苦しいのだと思うのです。
でも シェイクスピアもいるの。
そんな顔しちゃいけないんだよね きっと。

途中に出てくる 黒ずくめの男は マーキュリー。
マーローがシェイクスピアに自分になってくれと頼んだ時に現れたのは
黒ずくめの女。
クリエッタ@京佳ちゃん
「ウィリアム・シェイクスピア!」 ニヤリ なあの笑顔が
ゾクゾクしました。大好きです。
登場シーンこそ少ないのだけど 絶対的なインパクト。
アンに頼まれた刺客なの。
私は マーローに頼まれた 刺客だと思ったんです。
「マーローは何も知らない」で そう言うことかと。
アンは ヘレーネを殺して どうしたかったんだろか?
マーローの恋を亡き者にしたかったのか。
そんなことしたって 自分のモノにならないのに。

狂っているのは シェイクスピアも同じ。
マーローを亡き者にしようとしている。
「君に勝たないと意味がない」は 作家として? 男として?
どっちもだ。

シェイクスピアは マーローへの復讐をプロスペローの魔法だと言った。
ファーディナントとミランダに恋をさせるのと同じに。

何も知らないマーローだって 本当は 奪ってやりたい心があって
心奪われている同士の二人なんだと思うんです。

シェイクスピアの想いは 形はおかしいけど 確かに愛。
それでも 最後は許すの。

「許しだよ」
の台詞ね 素敵~って思う瞬間です。
雅和さんじゃなきゃダメなの あの台詞。
すごく 素敵な台詞です。

Tempestの最後の台詞。
「帰りの海は穏やか~」に 

「イマイチ」

を 言う シーリーズ。
なんて かわいいんだろう。(笑)


私が一番好きな台詞。

「だから また来い。
ぼくの台詞を 物語りを追いかけに。
現実に負けないように 祝福し続けるから。」

my初日から 変わることなく ギュッって心を捕まれる。


最後の言葉は 観客への言葉だと 思ってます。
命が吹き込まれた物語
台詞を追いかけ 物語を追いかけるのは 私たち。
客席にいるしあわせを 想う言葉なの。

「Tempest」は シェイクスピアが一人で書いた最後の戯曲。
実は 30代で一度書いていたけど 眠らせていたと言う説があるそうです。
その頃のお話。

シーリーズへ
西田シェイクスピアの最後の台詞は まだまだまだまだ 見つけないで。

と 伝言をしておきたいと思います。 

明日が 未来が 楽しくなる『The Tempest』
最後の台詞をいただいて帰るには まだまだ ありそうです。

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