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『神殿』ネタバレ感想文(長文)

きた ついにきた。
これで最後。
って デジャヴ?(笑)

『神殿』ネタバレ感想文です。

3年前 『神殿』苦手でした。
土方さんがひとりぼっちで
背中が泣いてて
みんな腐ってて。
あの時は 新政府軍の 正義が見えませんでした。

今回はね すっごく 好きになった。
『堕天』より 『神殿』の方が 好きでした。
その理由は 見えてるんだけど 後で書きます。

舞台は 新撰組が結成される前の出来事から始まります。
勝さんと近藤さんの約束から。

「自分が死んでも あいつや止めんかもしれん。
だから 勝 お前が見届けてやってくれ。」
って。

勝さんは 無理やり 約束させられます。
私は あのやりとりが 大好きです。

近藤さん@三角さん
落ち着きがない。(笑)
パタパタと扇子で 扇ぎながら うれしそうに
「一生の相棒を見つけたんだ」
と 話す姿が素敵です。

維新と繋がっていると疑われても 
昔からの友情を大事にしていた近藤さんは やっぱ 義がある。
「俺は開国派だ」と言いつつも
その約束を果たす 勝さんも義のある人です。

だんだらを見つめ思い出しているところに 永倉さん登場です。
生き残りです。
新撰組を残す事に 尽力する彼です。
「あいつらを残してやりたい」
って 永倉さんが言うんだけど
その時に 佐久ちゃんが永倉さんを生きる理由が
理解できたと言うか すとんと 心に落ちたと言うか。
佐久ちゃんだな~って 思ったんです。
よく分からない表現で すみません。

自分が離れた間の事を 勝さんから聴き出したくて
永倉さんは 勝さんと 時間旅行をします。


勝さん@森田さん
『神殿』の勝さんは ナビ役です。
土方を導き 函館まで 行かせました。
榎本さんにつけるところが やるね!勝さん!です。

森田さんのペリー紹介。
あれは 爆笑でした。
どんだけ レパートリーあるんでしょう。
紗綾ちゃんは なぜ笑わない~って毎回思いました。

千秋楽は ペリー以外にいっぱい登場。
ペリー@三角さん
ジュリー@久保田君
テリー@石部さん
エリー@真知子さん
三波春夫先生@さくちゃん

解説しておくと レツゴー三匹ってグループがありまして
「ジュンでーす 長作でーす 三波春夫でございます」
って言うオープニングなトリオがあったのです。
それのパロディーです。

ペリーは ノリノリの三角さん登場でした。(笑)
ジュリーは 沢田研二さんのニックネームです。
さらに 解説すると エリーは 「ふぞろいの林檎たち」
と 言うTBS系の伝説のドラマです。
で さらに 解説すると 三波春夫先生は 演歌歌手です。
客席は 若者多し。
若いお友達に
「ミナミハルオって誰ですか?」
と 聞かれました。
・・・
所詮 おいらは 昭和ですよ。(笑)

勝さんも邑葉様も
「今日は いっぱいいましたね!」
と 喜んでくださったので 良かったです。

『堕天』では うさんくさいのが勝さん でしたが
『神殿』の勝さんは ちょっとお父さんです。

森田さんの勝さんは 江戸っ子でした。
そう言うのが とても お似合いだな~と 思いました。
感情表現の方法が豊か。
自分と言うのが一本通ってる方なんじゃないかと 
そんな風に感じました。

そして 自由。(笑)
でも その自由に ちゃんと 責任の持てる方。
大輔さんの色ではないな と。
それぞれの色があって
同じ板の上 混ざっているのが 不思議なくらいです。
それが イヤじゃなくて 刺激的だったな~と。
そんな風に思います。

土方さんに
「行って来い」って言うところが とても 素敵。
土方の最後に
「いいんじゃねーか」
って 言ってくれます。  
最後まで 見守ってくれた勝さん。
約束を 守る男です。

土方さん@大輔さん
洋装です。
基本的に 和装な大輔さんがお好みのともこさんですが
今回は 洋装がどんぴしゃでした。
超かっこいいー!
最初っから 悪態付いた感じの土方さん。
邑葉様にも 
「てめえの身内をなんとかして頂きたい」
悪態つきまくりです。

そして 私の大好きな
「黙るか バーカ」
につながります。
バレーボールが毎日でしたが
千秋楽は 大福になってました。

そして 二人目の仕えてもいい男に出会います。

榎本@窪寺くん
そーくると思った。(笑)
予想的中でしたね~。
榎本は 窪寺くんな気がしてた。

イケメンなのに おもしろい事したい彼は
本物のイケメンですね。(笑)

榎本さんは オランダに留学していたそうです。
だから
「ボンジュール」
なんでやねん。(笑)

その後 土方さんにビンタされます。(笑)
障子も閉められて 開けてももらえませんが
土方さんが好き
って 全面に出てて 大好きです。

何度目だったかしら
「投げっぱなしにするな」
と 言われます。

えーっと
「おーどりへっぷばーん」
・・・
「おおとりらん たからづか」
も あるらしく。

「拾えないから 投げっぱなしにするなよ」
と 叱られるながらも やり続ける窪寺くんが 好きです。

土方のために 蝦夷共和国を作ったと言う彼は
「歳を死なせたくない」と言う気持ちが 
すごく痛くて。

私の一番好きなのは 勅命を下すところ。
土方に 「戻る事を許さん」って。
あれがね 上司として 友として。
とても 素敵だなと思うのです。

土方亡き後も 彼の分まで 楽しんで生きて欲しいな~
と 思いました。

殺陣もかっこ良かったよ。
窪寺くんが 大輔さんと並んでいるのは
やっぱ 何回観ても うれしい。
特に 友として並ぶ姿は 役であってもうれしいです。

大鳥@一内君
なんと 新キャラ登場です。
堕天の初日のリーフレットで
「大鳥って誰だ?」
って なりました。
一内くんへの書き下ろし。
愛されてるね 彼。

生意気なのに かわいい。
そう言うところ 上手いな~。

砲弾のダンスは 爆笑です。
あいつ やりよる。(笑)

大鳥圭介さんは 実在の人物だそうで
榎本さん寄りな方だったらしく。

土方さんを
「土方」
と 呼んだ時は
おいおい と思ったのでした。 
島田の怒りも納得です。
まー あれで 新撰組を敵に回した訳ですが。
一人だけ カメラで撮ってもらおうな態度。
笑顔の作り方。
嫌われてるわりには 良いヤツです。
笑わせてくれます。

えっとね
「俺は 上官の 大鳥圭介でございます。」
って 去って行くのが 好きでした。

邑葉様@紗綾さん
グラビアも存じ上げませんで。
バボちゃんが似合う 可愛いお顔。←褒めてます!
世間知らずなお嬢様感が 出ておりました。←褒めてますよ!

邑葉様は なぜか 一ちゃんところで お手伝い。
え~!徳川が 遊郭でお手伝いて!
そんなシーンが増えていました。
一ちゃんは 土方さんを上手く伝えられません。
永倉さんと左之助も 手伝ってくれて
本当の土方さんが 伝わってると良いな。

残念だったのは
「遅咲きの蒼」を観てない事ですね。

カーテンコールで
「泣けますかね?」
って おっしゃった時は 衝撃。
ちょっと・・・ではなく だいぶ 残念でした。

えっとね 説教されるんです。土方さんに。
私 あの土方さんが 大好きなんです。
で その後の
「ごめんなさい」

自分が計り知れなかった たくさんの人の想いを知り
こんなにも たくさんの人が 
自分を想っていてくれたんだって事
あなたのために 散って行こうとする土方が
今じゃなければ 伝えられない
俺じゃなきゃ 伝えられないと
手を挙げて 懸命に伝えた言葉。
それに
「ごめんなさい」
を 言って欲しかったのです。
ちょっと そこは 残念な気持ち。

さてさて 新政府軍。
今回の新政府軍はですね 
神殿を下ろすと言う覚悟が見えたと言うか
彼らの正義が見えました。

桂@宮下さん
「お前も 盗んだバイクで走り出せ」
って ここでも尾崎が!(笑)
そして 熱唱&ダンス。
やっぱ アイドルや~。

桂さんは 狡くて嫌いでした。
遊梅を 新撰組に潜入させて 暗殺してしまえ。
それを
「国を作ると言う事は そう言う事だ」
と言ってしまう辺りが 気に入りません。

乾さんが 良い事を言ってくれます。
「私達がなぜ動いたのか 思い出しましょう」って。
“しあわせな国を創りたい”
と言う気持ちを 思い出させてくれます。

遊梅に 龍馬のお墓を見せるのは
ホントに 神殿下ろす目的が見えて うれしかった。
最後は 遊梅のために寝返ってくれたり
桂さんも 義のある人でした。
あ 後 好きな子に好きだと言えない小心者です。(笑)

宮下さんが カーテンコールの時に
「めっちゃ好きになりました」
と アンドレの事を気に入って頂けたのが うれしい。
客席ではなく 舞台で またお会いできたら
うれしいです。

西郷さん@かちょさん
花道から どーんって 上がっていらっしゃる時は
どうやって 笑いをこらえようかと。
こらえきれませんでしたけども。
そして そっちに成長しますか!>髪の毛
玉ねぎ!!
髪型から 爆笑です。

「ね~こ~」
の言い方が 大好きです。
めっちゃ おもしろい。

西郷どんは 犬にめっぽう弱い。
メリーのいなくなった時のお顔が。(笑)

かちょさんは 殺陣がきれいで 
うっとりです。
鬼具合が さすがです。

大久保さん@まちゃさん
まちゃさんが 大久保なの 理解しました。
神殿下ろすためなら 何でもやる。
神殿下ろすために 土方に死んでもらう
と 心から思っている人。
だから鬼にでもなれると言う強さ。
まちゃさんだからだ。
って 思いました。

遊梅を用済みだからと 殺そうとする時も
一を殺し去ってしまう姿も まさに鬼でした。

イメージシーンの おにぎりを食べようとして
西郷さんにあげて 西郷さんに半分もらうとこ。
すっごい 良い顔してる~って分かるのです。
なんか 幼馴染って感じが好きです。

あとね 土方さんがメリーを犬質にとってる時
「メリー!」@西郷
「さいごう!!」 @大久保
足ポンポンが好き。

まちゃさんがいるという安心。
なんだか そう思いました。

まちゃさんは 殺陣がきれいなのです。
殺陣シーンが少ないのが残念。
ちょっと 背中からの見た目が。
あれ?大きくなってません?
な 気もしましたが(笑) 迫力満載でした。

乾さん@榊さん
ダンス大好き乾さんです。
花道をどんだけ行くのだよ?
と 遊梅が毎回 困ってましたよ。

そして「踊れた」のうれしそうな顔。(笑)
それが「砲弾のダンス」に繋がっていたとは!
大鳥をも踊らせる事が出来ます。

乾さんは 冷静な方な印象。
偏らず 肩入れせず 神殿を下ろす事をしている。
龍馬の思想をしっかりと胸に抱いている。
そう言う印象です。

遊梅に 説教するところが好きです。
彼女の矛盾を バッチリを言い当てる。
桂さんにもです。
そして 気付かせる辺りが。

榊さん 久方ぶりの板の上だとおっしゃってましたが
ブランクなんぞ 感じられない。
良い声で 叫んでおいででした。
今回 乾さんの言葉で 維新組の正義が見えました。
とても 大事な人でした。

遊梅ちゃん@芳賀さん
連続投入~。(笑)
『りばそふぁ』から 連続です。

芳賀さんの遊梅ちゃんを観るのは 二度目です。
前回よりも 維新の気持ちが見えたので
今回の感想は あえて 新政府軍の最後に入れて見ました。

姉さんの敵 土方を討ちたいと思っていた遊梅。
彼女の気持ちを利用して 潜入させる桂。

そんな事を知らず 仲間を信じる新撰組隊士。
その中で 遊梅の気持ちが変わって行きます。
土方さんを知って行くなかで 
どちらの正義も知っちゃったんだろ。
と 思います。

「本気で斬りに来いよ。姉さんの敵は 俺だ。」
と 去っていく土方さんには聞こえないけど
「ごめんなさい」
と 泣く彼女が好きでした。

芳賀さんの3年前は 
なんでこんなに苦しい顔をしているんだろ
って 思っていて
芳賀さんのblogを読んで 納得したんです。
今回は そんなことないと思います。
遊梅ちゃんの正義 見えました。

相馬@優衣ちゃん
そうきたかーと。
優衣ちゃんと来たかーと。(笑)

相馬は 新撰組最後の局長です。
一番新撰組を好きな彼女は
とても元気で 明るい子です。

土方さんに 「うっせーよ!」と突っ込める辺り
肝が据わってると思います。(笑)
遊梅との対決。

「剣を持て!」
と かかって行く姿が 泣けてきます。
そして 羽織の重みを感じてる彼女。

なぜ 土方さんが羽織を着ないのか ちゃんと知っている彼女。
土方さんが 最後の局長を頼んだのが 分かります。

榎本と一緒に 土方さんの道を開きます。
「目が見えなくなってきちゃいましたよ」と言いながら
最後の最後まで戦う彼女は かっこ良かった。

優衣ちゃんはね まっすぐに 役を生きる子です。
私は そこが好きです。

島田@ふみ君
ふみ君 すごーく 良かったんです。
上手になったなー。
ちょっと お母さん入ってますが。(笑)

3年前 何言ってるか 分からないよ。
と 思った彼ですが とても 素敵でした。

『神殿』は 暗転開けのあの曲だけでダメなんだけど
そこをこらえたとして
「土方さーん!副長!」
と 花道を走ってくる島田で 涙でした。
あれ ヤバかったです。

日本中のバナナの皮を集めるのと
キウイの毛を抜く事が趣味って
どんだけ地味やねん。

大鳥に殴りかかる島田は かっこ良かった。
羽織の重みを知っている島田です。

土方さんの周りに 
言葉にしなくても通じる仲間いた頃を知っている島田です。
だからこその言葉に 涙でした。

神殿は とても 好きな台詞があります。
「あの人の背中を観るのがが 少しツライです。」
この台詞が 本当に 良かった。
土方さんの笑顔が 余計に淋しくなりました。

山崎@諒太君
ほんと 適役だったと思う~。
密偵として すっと 土方さんに仕えてきた彼。
最後の土方への報告が 大好きです。
「もう どうなるものでもない」
と 報告にきます。

「お体をご自愛くださいますように」
と 言う山崎に
「女房みたいなこと言いやがる」
と 土方さんが言います。
ええ マジに妻だもの。
くそー 負けねー。(笑)

任を解かれた彼が 一人の人間として 土方に伝える言葉は
とても とても 心に響きました。
「ありがとうございました。
 ありがとうございました。
 ありがとうございました。」
涙が止まらなく ホント 困りました。

そして 「最後だぞ 笑え。」と。
二人は 笑顔で 別れます。
とても 素敵な別れです。

函館五稜郭最終決戦の前夜
蝦夷共和国開国記念パーティーが開かれます。
相馬は 遊梅に謝り 
勝さんは 遊梅の事をバラしかけ(笑)
土方は 「みんなを連れていかない」と言い
みんなは 「ついて行きたい」と言い
榎本は 「勝まで戻る事を許さん」と言い
土方は 「俺が敵だ。」と言い
遊梅は 「ごめんなさい」と泣いて。

勝さんは 写真を撮ります。
土方一人の写真。
それも 近藤さんからの頼まれごとです。
最後の夜は とても 悲しいけど いい夜だ。

土方さんは 一ちゃんのところも訪れます。
総司を失った後の彼女は 遊女になっていて
魂が抜けたように ただ 生きているだけ。
「総司を返して 償ってよ。」
と 言う彼女に
「俺は 償い方を知らん」
と 総司の刀を差し出します。
だけど 
「お前に俺は斬れない」
と。

「お前は 総司を見ていなかった」
「だったら どうして ここで腐ってる!」
「あいつの想い 受け継いでやれ!」
そして
「でも 生きてて良かった」
と 一言を残し 土方さんは 去って行きます。

土方さんは 一があの時見えていなかった事を 
振り返らせてくれました。 

新撰組に誘った総司の言葉を思い出します。
「お前が土方さんを守ってくれないか?
その分 俺が お前を守るから。」
一は 見てなかった総司の想いに気が付きます。

「はじめー」
総司登場。
これだけで ダメだった。もう 号泣でした。

土方さんに 道を開きます。
新撰組 三番隊隊長 斎藤一として。
榎本と相馬を助け
「あの人は鬼ではなかったと。総司と一はしあわせだったと」
そう伝えて欲しいと 伝言します。
西郷と大久保に斬られて 散って行きます。
この時の かちょさんとまちゃさんのお顔が鬼でした。
かっこ良しです。
「総司 今が一番しあわせだよ。」
彼女の最後の言葉は 「しあわせ」
そう言えた事が 良かった。


もう一人も 帰ってきます。
左之助@洋二郎くん
土方さんを 待ち伏せです。
槍を持ち だんだらを着ています。
新撰組の左之助が帰ってきました。

彼は ずっと 土方さんを追いかけてきたんだと思うんですね。
一生懸命に腕を磨いて 
土方さんからの一言を待っていたのに
その言葉をもらえないまま離れた。

背中だけを見続けていた左之助。
誠を背負う意味を 知っています。
きっと 平隊士から受けた事も大きいんじゃないかな~。
ホントに欲しいもののために 捨てるものはあるんだよ。
心に素直に。

「あなたの背中は 俺の役目です。」
そう言えた 左之助は いい男だ。
土方からの 
「頼んだぞ!」
の想いに
「その言葉だけを 待っていました。」
と 返す左之助に 涙です。
良かったね 心から欲しい言葉をもらえたね。
で この時の洋二郎君の顔が好き。

そして 左之助も散って行きます。
「永倉さん 後よろしく」
一番信頼する人に託して。

永倉@佐久ちゃん も 帰ってきます。
勝さんところにいて 土方が来るのを知っていて待ってたの。
勝さんに言われるんだよ。
「誠の文字が消えねーんだろ」
「お前は 何がしたいんだ!」
って。

永倉さんも とっくに気づいてたんだと思うけど
折れられなかったんだよね。
最後だから これで最後だから 後悔しないように。
土方の最後を飾るために 彼は 戻ってきます。

私ね 永倉さんのこの言葉が好きです。
「ちょっと でかけてた」って。
何も言わなくても分かり合える仲間。
そう言う事です。

そして 近藤さんの羽織を渡します。
二番隊隊長は 遊梅と遅咲き隊士達と共に 歳に道を開きます。

土方がね 遊梅に
「お前達は 俺に二つ目の春をくれた」
って 言うのです。

近藤さんと京都で新撰組を創り 近藤さん以外の人には仕えないと言っていた土方さんだったけど 榎本さんや相馬や遊梅と出会い また始める事を選んだ彼。
最後の最後まで 信じてついてきた同志達。
絆を感じました。

土方の最後です。
堕天の世が終わります。
神殿下ろすために 新政府軍も総攻撃です。
それが 彼らの誠意です。

「新撰組御用攻めだ。邪魔する奴は 叩き斬る」
土方さん 新撰組最後の名乗りです。
千秋楽は「あ~ 終わっちゃうんだな~」と。
悲しさ倍増でした。

完敗です。
「負けちまった。やっぱ悔しいな」
うなだれる土方に
「いいんじゃねーか。これだけやれたら」
と 約束を果たしに来た勝は言います。

「あー 満足だ」
土方も散って行きます。

『神殿』
何が疲れてしまうのか 終わると ぼろぼろでした。
毎回 魂抜けてました。
力はいり過ぎなんだろうか。
一つ分かったことは 静かに泣くために 息を殺してって・・・
息してなかった。(笑)
お友達に指摘されて ようやく わかりましたとも。(笑)

勝さんが
「お前が死に場所を探してるんじゃないかと思ってな。」
って 言うところがあるんですが
土方さんは ホントのところ どうだったんだろう。
私はね
松蔭先生との約束。
それと
「勝って 勝ち続けて あいつらに 夢みさせてやらんといかん」
って 言ってた近藤さんの気持ちを 引き継いだんだと思ってるんです。
新撰組に負けはない。
生きる事を諦めてなんてなかった。
だから 鉄砲だって 「それを持って生きれるか」
と 言い 隊士達に 覚えさせていた。
最後まで 生きる姿勢を 見せてくれたんだと思っています。

“生きている”ってなんだろうと思うんです。
空気を吸って吐いて 食べて 寝てが 生きるなのか。
短くても 自分の信じる道を歩み続けることが
生きると言う事なのか。

私は 私の信じる道があって それを進み続けることが
自分が生かされている理由じゃなかって思っています。
人から何を言われようが 自分にある芯の部分に
まっすぐに 生きること。
そしたら「満足」と言える最後を迎えられるかな。と。
今は 中途半端なので お迎えは遠慮しますが(笑)
いつか やりきったって言える最後でありたい。
人なんて 貪欲な生き物なので 長生きしたら 
「もうちょっと」 って言いたいに決まってるけどさ。

『堕天』『神殿』『遅咲きの蒼』は 私の愛する作品です。
どれもこれも 愛してるんだけども。
この時期に この演目を観られた事が うれしいというか。

大楽を観終わった後
なんかね ホント 今回は 涙が出て止まらなくて。
色々あって 本当に 心配して。
いっぱい いっぱいの事が 重なって
気持ちも不安定だったかも知れません。
この公演を 無事に観られたことに 感謝です。

舞台からの届け!って その想いを 
私は どれくらい受け取れているだろう。
いつも それが 心配だったりします。
こうやって 自己満足な感想を書きつづりながら 
その事を想います。

人は 思った事や感じたことを 吐き出さないと
苦しくなっちゃうと思うのです。
だから 書くことは 止められないと思います。
私にとってblogは そう言う場所です。

客席で 受け止めた想いを 紡ぐように
この場所で 表現できたらいいな。
いつになったら 満足いくものが書けるのやら。(笑)

長々と 失礼いたしました。_(_^_)_

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